ナイトブラは就寝中の負担に耐えるために、きちんと考えられた構造をしています。そのためお気に入りのナイトブラを長く使い続けるためには、ナイトブラに合った洗い方をすることが大切です。ここではナイトブラの正しい洗い方をご紹介していきます。
ナイトブラのお洗濯方法
手洗い1番
ナイトブラを少しでも長持ちさせるためには、自分で手洗いするのが一番です。ナイトブラは無意識の寝返りでも型崩れしないように設計された、複雑な下着です。洗濯機で洗濯してしまうと、せっかくの構造が型崩れしてしまうリスクが高まります。レースなどの繊細な生地を使用したナイトブラも多いです。このためほとんどのナイトブラでは「洗濯機不可」のマークが付いています。
「手洗いコース」が搭載されている洗濯機もありますが、自分の手で洗う丁寧さは機械では再現できません。手洗いならホック周りや縫い目などの部分も丁寧に洗えますね。
手洗いがのやり方
ナイトブラを手洗いする際は、他のものと一緒にせずにナイトブラだけを洗面器に入れましょう。
色物と一緒に入れると色移りの危険性があります。それにナイトブラだけにした方が、他の洗濯物に気を取られずに丁寧に洗うことに集中できますね。
更に洗剤を溶かすのは水ではなく、30度前後のお湯を使用するのが最適です。洗剤が溶けやすくなりますし、汗や皮脂汚れが落ちやすくなる効果があります。型崩れに注意しながら、丁寧に押すように洗っていきます。
最後は別の洗面器に新しい水をたっぷり注ぎこみ、生地にしみ込んだ洗剤をしっかりとすすぎます。すすぎを2、3回繰り返して終了です。
洗濯機を使うなら洗濯ネット
ナイトブラを洗うには自分で手洗いするのが一番ですが、忙しい現代人にとっては手洗いの時間がないことも多いですね。
ナイトブラの洗濯マークに、「洗濯機不可」のプリントがされていなければ、洗濯機で洗うことも可能です。
洗濯機でナイトブラを洗う場合は、必ず洗濯ネットに入れましょう。洗濯ネットに入れることで、他の衣類と絡まってしまうことを防ぎます。洗濯機の回転自体からナイトブラを守る効果もあるので、必ず洗濯ネットに入れることが大切です。
複数洗う場合
複数のナイトブラを洗濯機で洗う場合は、1枚ずつ別々の洗濯ネットに入れましょう。最近ではナイトブラ専用の洗濯ネットも発売されています。専用の洗濯ネットは形が筒状などの立体構造になっていて、ナイトブラの型崩れを防いでくれます。専用の洗濯ネットなら網目も細かいので、他の衣類の糸くずや毛玉が侵入するのを防ぐ効果もあります。この洗濯ネット自体も、繰り返しの使用で少しずつ傷んできてしまいます。古くなる前に、洗濯ネットも定期的に買い替えましょう。
ナイトブラの洗う時の注意点
洗濯にぴったりの洗剤は?
ナイトブラを洗う際の洗剤は、中性洗剤を使用するのが最適です。中性の洗剤は生地への刺激や負担が少ないので、ナイトブラの洗濯にぴったりなのです。夜間のみの着用となるナイトブラは汚れや脂が付着することも少なく、強力な洗剤が必要になることはまずありません。更にナイトブラはオシャレな色合いのものが多いため、塩素系漂白剤は使用しないように気をつけましょう。漂白剤を入れてしまうと、せっかくの色が落ちてしまったりまだらになってしまいます。
干し方は?
ナイトブラを洗い終わって干す際には、まず大きめのタオルで優しく水気を取りましょう。水分が多いままで干してしまうと、乾燥の過程で生地が縮んでしまう原因となります。タオルでナイトブラを包むようにして優しく押すと、生地を傷めることなくタオルで水分を吸い取れます。あとは形を綺麗に整えてから干せばOKです。干す場所は風通しのよい日陰となる場所を選びましょう。直射日光が当たる場所や日差しの強い場所に干してしまうと、生地を傷めてしまう原因となります。
乾燥機やアイロンはNG
ナイトブラには、乾燥機の使用はNGです。乾燥機は熱を利用して衣類を乾かす仕組みになっています。この熱はナイトブラの繊維を傷めてしまうので、生地が縮んでしまう原因となります。さらに乾燥機によっては回転する機構になっているものも多く、この回転もナイトブラの傷みや型崩れのリスクを引き起こします。熱に弱いナイトブラにとっては、アイロンの使用も同様に大敵です。ナイトブラを乾かす際は乾燥機は使わず自然乾燥で、シワ伸ばしのアイロンがけも行わないように注意しましょう。
ナイトブラ洗い方まとめ
洗濯機で洗えるナイトブラでも、可能な限り手洗いするのがベストです。どうしても洗濯機を使用する場合は、必ず洗濯ネットに入れることが大切です。洗う際はぬるま湯で中性洗剤、乾燥機は使わずに日陰で自然乾燥を心がけましょう。ナイトブラは繊細な衣類なので、注意事項を頭に入れて優しく丁寧に扱ってあげてくださいね。