出典元:https://4meee.com/articles/view/273642
- 谷間が出来ない
- 身体のラインの出る服が着づらい…
- 離れ乳だから正しいサイズが分からない
といった「離れ乳」でお悩みの方は実は意外と多いです。
「自分だけかもしれない」と思うかもしれませんが、バスト関係のお悩みではサイズと同じくらい多くの方のお悩みの1つでもあります。
ここでは、離れ乳の正しいサイズの測り方や離れ乳改善方法、そして離れ乳にお悩みの方におすすめなナイトブラなどもご紹介していきます。
離れ乳とは?
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離れ乳とは名前の通り左右のバストが離れていたり、またはバストトップの位置が外側に向いている状態のことです。
バストサイズ自体はあるのに、離れ乳であることによって綺麗な谷間が作れなかったり、実際よりも小さい胸に見えてしまうということがあります。
離れ乳の原因
ここでは離れ乳の具体的な原因を項目別に解説していきます。
ブラジャーの選び方が間違っている
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離れ乳の方に最も多いといわれている原因が「ブラジャー選びが間違っている」ということです。
離れ乳の方は、実際のバストサイズよりも小さめのものを選ぶ傾向にあるので、本当のバストサイズよりも小さく見えてしまう原因につながります。
加齢
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加齢は誰にでも訪れるものなので避けようがありません。バストの状態も加齢によって変化していきます。
加齢によってクーパー靭帯が伸びたり切れることによっても離れ乳の原因となります。
なおクーパー靭帯は、激しい運動や普段のケアを怠っていると伸びてしまうこともあるので必ずしも加齢だけが離れ乳の原因というわけではありません。
体格・骨格
出典元:https://lulukushel.jp/lkfit/separated-bust/
実は、骨格や体型によって離れ乳になりやすい人とそうでない人が居ます。
離れ乳になりやすい体格の人は、上半身で見ていきます。
まずは正面から見て胴が細い人(丸胴)はバストが外側に向きやすいので離れ乳になりやすいといわれています。
反対に自分の身体を横から見て細い人は「平胴」といい、前向きにバストが付きやすいので、丸胴の人よりは離れ乳になりにくいといわれています。
自分が丸胴や平胴かをチェックする際には鏡で上半身を正面・横どれぞれ見比べるとすぐに分かります。
自分は離れ乳?チェックしてみよう!
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理想的なバストは鎖骨の真ん中を頂点に、左右のバストトップと三角形に結ぶラインがどこも同じ長さ、つまり正三角形になることと言われています。
それでは離れ乳とはいったいどのような状態なのでしょうか?
2つのチェックポイント
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1つ目のポイントは、左右のバスト間の隙間が大きく、ブラジャーや手を使って寄せても谷間が出来ない場合です。
2つ目のポイントは、バストトップの位置が下がって脂肪が背中側やワキに流れている状態です。
これら2つの状態のバストだと、しっかりとバストサイズはあるのに綺麗な谷間にならないといったことが起きやすいです。
離れ乳改善のためのポイント
ここでは離れ乳を改善するために気を付けるポイントを詳しく挙げていきます。
離れ乳でお悩みの方、また自分は離れ乳かもしれないという方、離れ乳でなくても将来的にケアをしたいという人必見です。
シーンに合ったブラジャーを選ぶ
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離れ乳改善・予防に効果的なのはシーンによってブラジャーを使い分けることです。
ブラジャーはシーンごとに最大の力を発揮するものが異なります。
常に同じブラジャーを付けている人、また夜はブラジャーを使わない人という人は離れ乳になりやすいので注意しましょう。
日中はワイヤーブラがおすすめ
一般的に売られているブラジャーは、主に日中使うことを想定されているものが多いです。
日中用のブラジャーはぜひワイヤー入りのものがおすすめです。
日中は座ったり立ったりと、バストが下に重さが来る状態が続きます。
そんなバストを下からしっかりと支えるにはワイヤーの入ったブラジャーが最適です。
運動するときはスポーツブラを
ジョギングやヨガ・スポーツなど身体を動かす活動をする際には日中用のブラジャーではなく「スポーツブラ」を使うことをおすすめします。
スポーツブラジャーは、飛んだり跳ねたりといった体の動きによってバストが揺れないようにしっかりとホールドしてくれます。
多くのスポーツブラジャーはワイヤー入りではなく、全体が伸縮性とホールド力に特化しているので、様々な体の動きによって脂肪が背中やワキに流れてしまうことを防ぎます。
さらにバストの揺れを抑えることで、クーパー靭帯が伸びたり切れないようにしてくれる働きもあります。
寝る時はナイトブラを使おう!
寝ている間に使うブラジャーは「ナイトブラ」の使用がおすすめです。
ナイトブラは仰向け・うつ伏せなど様々な寝姿勢によって流れる脂肪をベストな位置に固定してくれる働きに特化しています。
ナイトブラによっては離れ乳だけでなく、バストアップにも効果が期待できるアイテムもあります。
ナイトブラにも色々と強みが異なるので、自分のお悩みに合ったナイトブラを選ぶのが良いです。
クーパー靭帯のサポート
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すでに離れ乳になってしまった人は、バストそのものの大きさや形を変えることが出来ません。
しかしクーパー靭帯を支える大胸筋・小胸筋を鍛えることで、バストを引き寄せてくれる効果があるので有効です。
中でも「小胸筋」は左右のバストを中心に寄せる働きがあるので、離れ乳にお悩みの人は積極的に小胸筋を鍛えるトレーニングがおすすめです。
- 胸の前で両手を組んでワキを引き締めつつ肘を挙げる(×10回)
- 身体の後ろで手を組んで斜め下の方向に引き下げる。(×10回)この時目線と胸の位置は斜め上を意識!目線が下がると筋肉への負荷が落ちてしまいます。
女性ホルモンの分泌を促す・補う
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離れ乳はバストが左右に広がっている状態なので、真ん中に寄せることで改善が期待できます。
バストを真ん中に寄せるには、脂肪を増やしハリを戻すことで改善します。
そのためには女性ホルモンの分泌が不可欠です。
女性ホルモンは乳腺を刺激してバストの脂肪を増やしてくれる働きがあります。
女性ホルモンの分泌促進には、サプリメントのほか女性ホルモンの働きに似た食材からでも補えます。
例としては納豆や豆腐・きなこ・豆乳といった大豆製品です。
大豆イソフラボンの含まれている食品を積極的に摂ることで乳腺の発達を活性化してくれます。
(ママさん向け)出産・授乳後のバストケア
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出産・妊娠を経て以前よりもバストの位置が変わってしまったというママさん向けのケアもあります。
出産後すぐはバストの状態が不安定なので、「マタニティブラ」の着用がおすすめです。
妊娠中は妊娠前よりもバストが大きくなっていることが多いので、クーパー靭帯への負担が大きいです。
まずはバストサイズが落ち着くまではクーパー靭帯が伸びないようにバスト全体を包んでくれるマタニティブラが最適です。
そしてマッサージも有効です。
出産後・授乳中で大きさが急に変わるバストはクーパー靭帯への負担が大きいので、胸を斜め上に優しく持ち上げるようなイメージでマッサージをするのがおすすめです。
マッサージを行う際は入浴時・入浴後など身体が温まった状態の方が血行が良いのでより効果的です。
マッサージをするときには、クリームなどを使うことで摩擦を抑えてくれるので敏感肌の方でも安心して行えます。
ただし、脂肪燃焼効果や引き締め効果のあるジェルやクリームを使うとバストのサイズダウンにつながるので使わないようにしましょう。
離れ乳をサポートするブラジャーの選び方
ここでは離れ乳の方にぴったりなブラジャーの選び方を挙げていきます。
一般的なバストの人とは選び方が少し異なるので、離れ乳にお悩みの方必見です。
バストサイズを知る
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こちらはどんなバストの大きさ・形の方にも同様ですが、自分のバストサイズを正確に把握することが大切です。
一般的なバストの測り方はブラジャーを外した状態でバストトップとアンダーバストを地面と平行になるように見るのですが、離れ乳の方は少し測り方が異なります。
まず離れ乳の方は一番自分のバストに合うブラジャーを付けた状態で地面と平行になるように計測するのが正しい方法です。
サイドからのホールド力がしっかりとあるもの
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離れ乳の方の場合は、バストにフィットするものを選べばよいという訳ではありません。
左右に離れたバストをなるべく真ん中に寄せてくれるブラジャーを選ぶことも重要です。
メーカーやブランドによっては、サイドからのホールド力に特化しているブラジャーも販売されているので、得意とする部分を確認しましょう。
日中用のブラだけでなく、就寝時に使うナイトブラもワキや背中などサイドにバストが流れてしまうことを防ぐものがおすすめです。
身体の真ん中に寄せる効果があるか
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サイズと同じくらい重要なポイントは、谷間が出来るか否かです。
サイドからのホールド力と同様に離れ乳は真ん中に寄せることに特化しているブラジャーを選ぶことが重要です。
離れ乳の方に見て欲しい選び方ポイントとしては、
- 下から支えるワイアヤーがしっかりとしているか
- パッドは下から支えるように出来ているか
- ベルトの脇部分の位置は高いか
などを見ていきましょう。
カップ同士の距離が狭いものを選ぶ
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ブラジャーと一言にいっても色々な種類のものがありますが、左右のカップ同士の隙間が狭いものも離れ乳でお悩みの方におすすめのブラジャーといえます。
左右のカップの間が狭いほど、谷間が作りやすくなるのでよりバストトップが上に持ち上がり、美しいバストラインを作り出せます。
離れ乳を改善する正しいブラジャーのつけ方
いくら離れ乳専用のブラジャーを手に入れても、正しい着用方法でないと狙った効果が得られません。
ここではブラジャーの正しいつけ方ポイントを紹介します。
上下・左右バスト周辺の脂肪もブラジャーの中に納めること
バストの脂肪は体の動きや重力によって色々な方向に流れてしまいます。
特にワキ・背中・二の腕といったバスト周辺の脂肪もしっかりと集めてブラジャーに納めることが重要なポイントです。
毎日クセづけることで、1カップから2カップもサイズアップできるのでぜひチャレンジしてみましょう。
ただし無理やり押し込めるようにブラジャーの中に入れるのではなく、バストに触れるか触れないか程度の手加減で入る範囲で十分です。
身に着けた後は鏡でバランスをチェック!
ブラジャーを身に着けた後は必ず鏡でバスト周辺をチェックしましょう。
特に背中部分は見えにくい場所なので、バストが左右バランスよく収納されているかはよく見ましょう。
まとめ
出典元:https://www.brassiere-shorts.jp/pages/specialfeature/170719
離れ乳の正しいバストの測り方からおすすめのブラジャーの選び方、離れ乳の改善・予防方法など詳しくご紹介してきました。
離れ乳の人は一般的なバストの方とフォローするポイントが異なるので、なかなか自分にぴったりなブラジャーを見つけることが難しいです。
以上の内容を参考に、ぜひご自身の本当の美しいバストを作り上げてください。